FX外国為替取引投資の基礎知識と始め方!

FX外国為替と外国為替相場


外国為替とは異なる通貨を交換すること
では、FXとはどういった金融商品なのでしょうか? FXを知るためには欠かせない外国為替の知識について学びましょう。

日本だったら円、アメリカだったらドルというように、世界の国々にはその国独自の通貨があります。通貨は、例外としてユーロがありますが、基本的にその国の中でしか通用しません。したがって、ほかの国と貿易するときや海外旅行するときには、自分の国の通貨を相手の国の通貨に交換する必要があるのです。このように、異なる通貨に交換することを外国為替といい、略して外為ともいわれます。また、交換する比率のことを外国為替相場、あるいは為替レートといいます。例えば、1ドル=100円や1ユーロ=150円といった為替レートは、「1ドルは100円と、1ユーロは150円とそれぞれ交換できる」という意味です。これは「1ドルは100円、1ユーロは150円で買えます」と言い換えることもできます。つまり、通貨は売ったり買ったりして交換しているのです。

通貨にも大根と同じように値段がある?
よくテレビのニュースで「昨日100円だったドルが買われ、現在の東京外国為替市場の円相場は102円で、昨日に比べ2円の円安ドル高です」といった報道を耳にすることがあるでしょう。これは円の値段は安くなって、ドルの値段が高くなった、という意味です。

実はモノに値段があるように、通貨にも値段があります。1個100円だった大根が110円になれば値段は高く、90円になれば安くなったということです。これと同じことが通貨にもいえます。